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タイのプミポン国王(ラマ9世)88歳で死去

タイのプミポン国王(ラマ9世)88歳で死去

タイ近代化の父、プミポン・アドゥンヤデート国王88歳で死去

タイの国民から絶大的に敬愛されるプミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)が13日午後3時52分、首都バンコクのシリラート病院で亡くなったことを王室事務局が発表しました。死因は発表されませんでした。米国マサチューセッツ州のケンブリッジで生まれたプミポン国王はサイアムのラーマVIIIとして知られている兄アーナンタ・マヒドン国王(ラマ8世)の突然の死により、18歳の若さで国王に即位したのが1946年のことでした。その後、在位は70年間に及び、世界最長の在位記録をもつ国王として世界に広く知れ渡る存在でした。ここ数年は健康状態が悪化が心配され、2006年には腰の手術を、07年に虚血症や大腸の炎症により、09年9月には発熱などの為、入院し、13年8月に退院するまでの入院生活は4年近くに及びました。その後も体調不良により度々入退院を繰り返し、15年5月末以降にバンコクのシリラート病院に入院して以降は、公の場で姿を見かけることはほとんどなくなりました。国民の厚い信頼と絶大な人気を誇ったプミポン国王の死去は多くのタイ国民に深い悲しみをもたらしています。プミポン国王の亡くなったシリラート病院前では連日、嘆き悲しむ多くのタイ国民の様子がテレビに映し出されています。死去を受けてプラユット首相はテレビ演説を行い、新国王に長男ワチラロンコン皇太子(64)が即位する見通しであることを発表しました。プラユット氏はこの後、訪れた記者団に対し13日夜に謁見(えっけん)した際に皇太子から「国民と共に悲しみを表明する時間を持ちたい」として、即位を当面遅らせるよう求められ、了承したことを明らかにしました。プラユット氏は演説で、国王への敬意として服喪期間を1年間設け、娯楽活動に関しては30日間自粛するよう国民に要請しました。また、「社会の平和を維持するために助け合い、何者にも混乱を引き起こす機会に利用させてはならない」と国民により一層団結することを訴えました。タイを近代化に導いた父として、農村開発など数多くの社会開発事業を通して国民生活の向上に多大な貢献を残したプミポン・アドゥンヤデート国王(ラマ9世)の突然の悲報はタイ国民及び世界中の人々に大きな衝撃と深い悲しみを与えています。

出典:BBCニュース、アルジャジーラ、時事通信

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