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ベトナムの消費者はタイランド製(タイブランド)を好む

ベトナムの消費者はタイランド製(タイブランド)を好む

ベトナム人も生活にゆとりができたのか。近年、ベトナムの消費者は、消費財を購入する際にMade in Thailandというラベルを探し求めており、タイ製品に対し、プレミアムを支払う意向があるという。

ベトナム国内のタイ製(メイド・イン・タイランド)への高い需要は、タイのセントラルグループが今年初めに、33のビッグ・C・ベトナムのショッピングセンターおよび10のコンビニエンスストアを支配下に置いたことや、タイBCJグループが19のベトナムのスーパーストア、メトロを購入したことからも伺うことができる。ベトナムの消費者の大半は、ベビーフードや家電製品、エレクトロニクスやアパレルまで、タイで生産されている製品であれば、ベトナム製の製品より多く出費する傾向にあることをタイのニュース局は報告している。また、ベトナムに住む国内消費者の少なくとも50%がタイ製であれば10%以上のプレミアムを支払う意思があるという。しかし、実際には同じような商品や製品を買った場合、ベトナム製品の価格の方がタイ製のものより高くなるという。メトロハンドンの顧客であるVu Dieu Thuanはベトナム米(Dien Bien Rice)を5kg、110,000ドン(約500円)で購入するよりも、同サイズのタイ米を105,000ドンで購入することを選ぶと答えている。また理由はタイ米の方がおいしいという理由だった。専門家によると、多くのベトナムの消費者は価格にかかわらず、定期的にベトナム製品よりもタイ製の製品を購入しているという。ホーチミン市のメトロのアシスタントは、顧客がタイ製の凝縮乳を定期的に購入することを指摘している。これはベトナムミルクより1缶当たり6000ドン安い計算となる。タイの衣料品だけがベトナムで作られたものよりも高価だと、付け加えている。

専門家は、タイの製品がベトナム国内市場で優良製品(ブランド)に位置づけられているとの見解を示している。また、日本と韓国の同等の品質の製品より安価であり、品質では中国製品より優れているとした。ベトナム国内の消費者はタイ産製品を地元の製品よりも高品質であると認識している。実際、同じ価格と品質のベトナムとタイの商品を比較しても、国内の消費者の大半は依然としてタイ製の商品を好んで購入するという。ハノイスーパーマーケット協会の会長であるVu Vinh Phuは、ビッグCやメトロのような店舗の立地により、タイの製品は、より多くの恩恵を受けていると語っている。同氏はまた、 Big CやMetroのような店舗では、タイの製品を目の高さ、またはそのすぐ下の見やすい位置に置き、消費者の購買意欲を煽ることにも余念がないとしている。ベトナムのシーフード輸出業者協会(VASEP)は、通路の端に置かれた物品も、より高い視認性の物品の方が売れ行きが良く、タイの商品はそれらを踏まえた上で配置されている、と述べている。ベトナムでタイ製品の人気と需要が高まっている大きな理由は、そのマーケティングのうまさかもしれない。

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