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ターミナル21の野望と五カ年計画

ターミナル21の経営会社として知られるサイアムリテール(SIAM RETAIL Development Co)は今後5年間で500億バーツの投資を行い、バンコク首都圏に10つの新しいショッピングモールを開設する投資計画を同社の執行役員であるプラサートスリウランポン(Prasert Sriuranpong)氏が発表した。同社はバンコクで、ファッションアイランドショッピングモール(Fashion Island Shopping Mall)、ターミナル21アソーク(Terminal 21 Asoke)、プロムナードアンドライフセンター(The Promenade and Life Center)を開発している。また、ナコーンラーチャシーマー県で現在開発中のターミナル21コラート(Terminal 21 Korat )は、2016年12月19日の月曜日に、同県初のショッピングモールとして、開店を予定している。同社は5年間の投資計画の下、提携先のランドアンドハウスグループ(Land and Houses Group)と手を組み、2018年にパタヤで別のターミナル21コンプレックスを70億バーツをかけて開設する予定となっている。このターミナル21パタヤには500部屋を超える大型ホテルも併設される予定である。またサイアムリテール社は、コーンケン、ウドーンターニー、ウボンラーチャターニー、プーケット、ナコーンシータマラート、バンコクなどの県で、今後、投資機会が増すことが予想されていることから、これらの県でのショッピングモール建設にも意欲的だとされる。サイアムリテール社の執行役員であるプラサート氏は、「今後5年間で10つの新しいショッピングモールを開設する予定であり、各プロジェクトの平均コストは50億バーツになる」と述べた。同氏は、ターミナル21コラートを含む追加のプロジェクトにはホテルや住宅、コンベンションセンター、共同ホールなどの施設を併設する予定であることも述べている。同社は、タイの北東部地域で最も近代的で統合されたショッピングモールになるために、ターミナル21コラートのプロジェクトに60億バーツを投資している。

サイアムリテール社が建設したターミナル21コラートの所在地であるナコーンラーチャシーマー県(Nakhon Ratchasima)は、投資家にとってタイで最も魅力的な県の1つとされている。また、260万人の人口を誇るナコーンラーチャシーマー県はバンコクに次いで人口の多い県となっている。さらに、ナコーンラーチャシーマー県の人々は東北地方(イサーン)の中で国内総生産(GDP)が最も高いことでも知られており、高い購買力と経済力があるという。同県はイサーン地方の観光の中心地でもあり、年間500万人以上の観光客が訪れる。国内外の投資家のニーズとアセアン経済共同体の開拓に対応するために、インフラストラクチャーと輸送システムの開発を継続している。ターミナル21コラートを経営するサイアム・リテール・デベロップメントは、1日あたり5万5千人の訪問者が同ショッピングモールを訪れると試算している。また、小売スペースのレンタルを中心に、初年度は7億バーツで売り上げを予想している。

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