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5月31日、刑事裁判所へ連行されるキティコーン・ウィファナ(左)とスーパチャイ・チャンシ(右)
The Nation|5月31日、刑事裁判所へ連行されるキティコーン・ウィファナ(左)とスーパチャイ・チャンシ(右)

バンコクで起きたiPhone強盗殺人事件の犯人に死刑判決

タイ刑事裁判所は5月31日、iPhoneを強奪するため、男性を殺害した2人の被告人、キティコーン・ウィファナ(26)とスーパチャイ・チャンシ(25)に死刑判決を言い渡した。事件は1月4日夜11時、バンコクのラートプラーオ区のソイ・スコーンサワット27のコンビニエンスストア付近で起きた。強盗殺人などの罪で起訴され死刑判決を受けた2人の男は当日、道を通りかかった男性ワシン・ルアンチーム(26)さんからiPhoneを奪い取ろうとしたが抵抗されたため、刃物で腹部や喉元を刺して殺害した。また、この2人の男は1月4日の夜と1月5日の早朝にこの事件を含め3件の犯罪を犯したこともわかっている。1件目は男性殺害の8分前に、通りがかりの女性からバッグを強奪しようとしたが失敗し、2件目に殺人事件を起こした。さらにその後、3件目となる犯行を犯し、道ゆく女性からiPhoneを強奪し、逃走した。2人は翌日、近郊のノンタブリー県で逮捕された。犯行の一部始終が防犯カメラ(CCTV)に映っていたことから、2人はすぐに犯行を認めた。この事件はその残忍性から、タイ社会に大きな衝撃を与えた。犯人を連れて現場検証が行われた際には、被害者の家族や友人、一般人が押し寄せ、罵声が飛び交うなど、現場はパニック状態に陥った。

実行犯として、殺人を犯したキティコーン・ウィファナ(26)は13歳から、不法侵入、暴行、薬物乱用などの罪で刑務所に出入りを繰り返す札付きのワルであった。8回にわたる投獄ののち、事件直前の去年12月に出所した。5月31日、タイ刑事裁判所は2人には多くの前科があり、死刑判決が妥当との判断を下した。 しかし、タイでは死刑は2009年を最後に執行されておらず、事実上は終身刑に近い。

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