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児童婚で批判の的となった夫婦と少女の母親
The Nation | 児童婚で批判の的となった夫婦と少女の母親

児童婚に非難殺到。11歳のタイ人少女がマレーシアから帰国

今月8日、30歳年上のマレーシア人男性と結婚していた11歳のタイ人少女がタイ南部のナラティワット県(Narathiwat)にマレーシアから帰国し話題となった。

少女の両親はマレーシアのゴム農園で働いており、そこに貿易業を営むマレーシア人男性が接触した。この2人の結婚式は今年6月、国境を越えたイスラム教徒が多数を占めるタイ南部のナラティワット県で執り行われ、少女はすでに2人の妻と6人の子供がいる30歳も年の離れた男性の第三夫人として迎えられた。しかし、この結婚式の写真がソーシャルメディア上で拡散し、児童婚に対する世論の非難が浴びせられた。特にマレーシアではこの年の差婚が世間の関心を集めたことから、地元メディアはこのニュースを連日報道し、国内では児童婚根絶の呼びかけが再燃した。イスラム教徒が多いマレーシアでは宗教裁判所の許可があれば16歳未満でも結婚を許されることもあるが、この男性が許可を得ていたかどうかは不明。マレーシアの裁判所はこの男性に1800リンギット(約50000円)の罰金を言い渡したという報道もあるが、結婚の許可を得ていない場合、禁錮6カ月の有罪判決を受ける可能性もある。一方、仏教徒が大多数を占めるタイでは未成年者の婚姻は認められていないが、今回の結婚は少女の両親の承諾があった上、ナラティワット県のイスラム評議会の庇護のもとに行われたことから、特に何のお咎めもないようだ。

ナラティワット県知事は少女が今月8日、マレーシアからタイに帰国したことを明らかにした。結婚に反対するマレーシア国民からの圧力に耐えられなかったことが原因である。30歳年上の夫は結婚が公正なものだと考えていたようだが、マレーシア国民から一斉に非難され、やむなく結婚を解消したと地元メディアは報じている。

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