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【ムエタイ】ブアカーオ選手の現在

タイの伝説的英雄、ムエタイ戦士ブアカーオ・ポー・プラムック

日本が格闘技ブームに沸いた時代、日本で最も有名なタイ人はブアカーオ・ポー・プラムックだった。PattayaのMAXムエタイスタジアムで、2013年、2014年と連続でムエタイ大会に出場し全て勝っているブアカーオの現在を追ってみた。

1982年生まれのブアカーオは34歳。日本のK1ファイター魔裟斗選手と度重なる激闘を重ねたのは、もう10年以上前の話になる。K1が衰退して以降は、試合を長期に渡って休むこともあり何度となく引退が囁かれた。が、世界でも最高峰と言われた日本のK1 World Maxで2度の王者に輝いたブランドネームは国境を越え、立ち技最強を決める格闘技イベントからの出場オファーが絶えなかった。

沈黙を破って今年の6月5日、中国で開催されている人気立ち技系格闘技イベントKunlun Fighting Championshipに出場。相手の中国人選手は、ブアカーオの攻撃を受け続けて一方的なサンドバッグ状態のまま1ラウンドで崩れ去った、と関係者は言う。大会が終わった夜、自身のツイッター上に中国美女に囲まれて飲んでる写真をアップしているところをみると、いかに無傷だったか伺い知れる。

続けて9月24日、今度は中国の北京で開かれたKunlun Fighting Championshipに出場。メインイベントでフランス人キックボクサーを相手に終始有利にラウンドを進め、3R判定勝ちながらも圧倒的な強さを見せつけた形で試合を終えた。Kunlun Fighting Championshipを主戦場に決めたブアカーオ・ポー・プラムックは、格闘技ブーム全盛期の強さを現在に引き継ぐ唯一の選手だ。

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