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タイ、バンコクのシリラート病院の前でプミポン国王のために祈るタイの人々

タイ、バンコクのシリラート病院の前でプミポン国王のために祈るタイの人々

国民はタイ国王の無事を祈るために、バンコクの病院に集まりました。

水曜日(10月12日)、約300人ものタイ国民がプミポン国王の無事を祈るために国王の入院するバンコクのシリラート病院に集まってきました。国王が不安定な状態であると宮殿からの発表があった後のことでした。

タイ王国の皇太子マハワチラーロンコーンを含め、国王の4人の子供のうち3人が水曜日の午後に病院に到着したということです。

第37代タイ王国首相であるプラユット・チャンオチャは水曜日の朝、東部にあるチョンブリ県で行われる予定であった会議、式典をキャンセルしました。不測に事態に備え、皇太子への王位継承の移行をスムーズに行う準備を整える為だったと外務省は声明で述べました。
政府のスポークスマンは王の健康状態についてのソーシャルメディア等の情報に左右されることなく、公式の情報を信頼するようタイ国民に促しました。
プーミポン国王88歳、世界最長の在位君主は、広くタイで尊敬されています。70年の在位に及び、国の危機に面した際には仲裁に勤め、その求心力によりタイ国民を一つにまとめました。
日曜日には王の健康「安定していない」ことと医師が国王に対してすべての王室業務を中断することを勧めたことを宮殿関係者が伝えています。宮殿はそれ以来、王の健康上の声明を発行していません。
国王はこれまでの1年間、シリラート病院で病気の治療を受け続けてきました。最後に公共の場で姿を拝見できたのは今年1月11日のバンコクの宮殿を訪れ数時間を過ごした際でした。

タイ証券取引所はその一報を受けてか、株式が2.5%もダウンしました。航空、観光産業の株式が相次いで下落した3月1日以来の安値となっています。
今回の王宮からの発表は国王が呼吸器感染症の後に回復したことを報告した10月1日以来のものでした。

出典:ロイター通信

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