昨年比４２％アップ！ロシア人がタイランドに舞い戻る？

2016年10月17日タイ 2,098 Views

タイの観光・スポーツ省（MOTS）は今月初めに８月の外国人到着統計を公開し、ロシア人観光客の増加を示すデータに着目しています。

今年の初めにはツアーオペレーターロシア協会（ATOR）から、微笑みの国タイに渡航するロシアからの旅行者が再び増えていることが報告されています。協会のメンバーでもあるロシアの観光組織Biblio Globus、Coral Travel、Intourist、Natalie Tours、Pegas Touristik、TUI Travelはプーケットが現在、ロシア人旅行者にとってのトレンドになっていることを伝えました。観光・スポーツ省（MOTS）は８月のロシアからの旅行者は５９，６８９人を記録し、去年の８月期と比較して４１．７９パーセントの増加だったこと、また今年最初の８ヶ月間にはロシアからの訪問者数が６５１，８３０人にも上り、前年比から１９.９９パーセントの増加だったことを報告しています。アジア諸国以外の国の中ではロシアが最大の旅行者数を誇り、回復はここ数ヶ月連続で続けられてるとのことです。ちなみに今年の８月にタイを訪れた全旅行者数は２８７万人に上り、前年比では１１％の増加だったということです。

ゼロバーツツアーに関する最近の弾圧にもかかわらず、８月の中国人観光客の数は８９１，３８２人に上り、前年比では１１.３４％の増加となっています。また、２０１６年の最初の８ヶ月間にタイを訪れた中国人の数は６６６万人に上り、こちらは前年比から１９．２２％の増加となります。また、タイの観光・スポーツ省（MOTS）からの最新の数字によると、近隣オセアニア諸国からはオーストラリアとニュージーランドの８月の観光客数が前年と比較して、それぞれ２．２６％と４．０２％増加したことも合わせて報告しています。またタイ国政府観光庁（TAT）によると、２０１６年にタイを訪れるロシア人観光客は１００万人を超えるということです。前年度比では１３％に上り、タイの観光業の回復が期待されています。

出典：Phuket News