マレーシアの格安航空会社、マリンド・エアがクアラルンプール – チェンマイ間を就航開始！

2016年11月9日チェンマイ 1,992 Views

Malindo Airはインドネシアの格安航空会社ライオン・エア（Lion Air）とマレーシアの航空部品の製造や航空機のメンテナンス会社であるナショナル・エアロスペース・&・ディフェンス・インダストリーズが共同で設立した。このマリンド・エアがバンコクに続き新しい就航経路として、１０月３０日から１日一往復クアラルンプールとチェンマイ間の運航を開始した。使用する飛行機はボーイングの７３７ – ８００型機で１６２席あるということだ。１８０６キロの人気ルートはすでにエアアジアが１日、２便運航している。マリンド・エアとしては安価な航空運賃の設定は必要大前提として、ビジネスクラスの設置、広い座席と個別モニター、預け手荷物１５kg無料などのオリジナルサービスで他の航空会社との差別化を測りたいところだ。また、１１月１０日からはクアラルンプール – プーケット間のフライトを開始するということも報告されている。世界の航空会社、空港、政府機関や旅行関連サービス会社にデジタル情報とアプリケーションを提供するイギリスに拠点を置く航空旅行情報会社のOAGの１１月第１週のデータでは、マレーシア・タイ市場の座席収容力はエアアジアが４２％、次にマレーシア航空が２０％、タイ・エアアジアが１４％、マリンド・エアは９％でエアアジアに大きく水をあけられる状況となっている。Malindo Airの今後の巻き返しを期待したい。