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フォーブス発表のアジアで最も豊かな家族ランキング

フォーブス発表のアジアで最も豊かな家族ランキング

昨日、フォーブス・アジアは2016年度のアジアで最も豊かな家族トップ50を発表した。

この資産数字を出すにあたっては、2016年10月28日までの為替レートと株価を基準とし、非公開企業の場合、同様のビジネスを行う上場企業の資産を参考にしているということだ。また、対象は3世代以上にわたってアジアを拠点にビジネスを展開してきた家族に限られる。
全50家族の総資産は合計5190億米ドル(およそ1兆8,289億バーツ)という天文学的な数字である。サムスンの創業家一族である李ファミリーが保有資産296億ドルで、昨年同様1位に輝いている。日本からはサントリーの佐治家が保有資産127億ドルで18位に、森ビルでおなじみの森家は保有資産86億ドルで24位に名を連ねた。

タイの企業グループも堂々のランクイン!

そしてランキングを見ると、なんとタイの企業グループが2位にランクインしているではないか。驚いた方もいるかと思うが、実は大金持ちが多く存在するタイランド。前回、記事にした岡崎慎司が所属するサッカーチームとして日本では馴染みのあるイギリスのプレミアリーグ・サッカーチーム、レスターシティFCのオーナーもタイ人であった。今回、保有資産277億ドルで2位にランクインしたジアラワノン一族(写真上)はタイ最大のコングロマリット(複合企業)であるCPグループを経営する一家である。タイではコンビニエンスストアのセブンイレブンの経営や農業や食品業、携帯電話会社や流通、不動産など全部で8つの分野で事業を展開する巨大グループだ。中国やASEAN諸国など、世界中に進出している企業で、ロンドン証券取引所上場もしている。また、保有資産138億ドルで14位にランクインしたチラティワット一族は、タイで大型ショッピングモール事業(セントラル・デパートやロビンソン、Big Cなど)を運営するセントラル・グループを率いている。

chirathivat-family写真:チラティワット一族

アジアで最も豊かな家族ランキング

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