タクシーの配車アプリUber（ウーバー）がチェンマイでサービス開始！

2016年11月17日チェンマイ 2,509 Views

アメリカ企業のウーバー・テクノロジーズが運営するタクシー・自動車配車サービスをアプリを使って消費者に提供するUberは、今年１１月１日以降、タイの北部チェンマイで試験的に配車サービスをスタートさせている。Uberのアジア太平洋地域代表であるAmy Kunrojpanya氏はウーバーのタクシー・自動車配車サービスは地元住民や観光客に非常に好評を得ていると語った。タクシー・自動車配車サービスの提供を始めた最初の２週間の利用者の人数を理由に、好評を得ているとした理由を説明した。また、同氏はUberのサービスは公共の交通機関の標準を高め、旅行者に新しい選択肢と利便性を与えると述べた。

Uberチェンマイでの料金は？

料金は初乗り２０バーツからスタートし、加算料金は１キロあたり２バーツ、１分あたり２バーツとなる。チェンマイ空港発着で１５０バーツ、ドイ・ステープ（Doi Suthep）発着で２５０バーツの標準料金が適用されるという。現在のところ、旅客と登録されたドライバーの両方から良い反応を得ているとUberのアジア太平洋地域代表のエイミー氏は語った。タイ北部でビジネスが成功した後はサービスを拡大する予定であるとも述べている。

タクシー・自動車の配車アプリとサービスを提供するUber（ウーバー）はタイ国内ではバンコクで最初にサービスの提供を開始した。チェンマイは同国で２番目の都市となる。同社は７２カ国からなる世界４５０都市以上でビジネスを展開している。また、Uberの調査によると、チェンマイにいる住民のおよそ１０万人ほどがUberのサービス利用に関心を示したという。その内訳は６１％が外国人、２８％がタイ人の国内観光客、１１％が現地人だったとしている。