パタヤは長年に渡って都市全体が持続的に成長してたため、インフラストラクチャを改善する必要性が認識されています。漁村からリゾート都市への変革を遂げた以上に、これからは近代的な高級都市へ向けたインフラと生活環境の改善が迅速に必要であることに等しいです。
パタヤに出入りする道路網は非常に高い水準にあります。7号線ハイウェーはバンコクに向かって北に、36号線ハイウェーがラヨーンに向かって南に伸びています。市内から北東方向に結ぶ幹線道路もあります。スワンナプーム国際空港へは約1時間半、Sattahipに近いウタパオ国際空港までは1時間以内でアクセスが可能です。
ウタパオ空港は、パタヤを訪れる主要なゲートウェイの1つになっており、新ターミナルの設置や空港拡大が進行中です。この計画では、中国、ロシア、その他世界から毎日多くの定期便が就航する予定です。さらに、バンコクとラヨーン間を高速鉄道で繋ぐことにより、パタヤへの訪問が益々容易に感じられるでしょう。
パタヤのインフラ整備
パタヤは、ヒルトン、シェラトン、デュシタニなどの大手ホテルグループの開発を含む数多くの国際的な一流ホテルがあります。これらは、高級なサービスとして質の高いインフラストラクチャを必要としていますが、パタヤは遅かれ早かれ彼らが要求する基準に達するものと見られます。
また、ノースパタヤロードに建設中のターミナル21ショッピングセンターには、高級レストラン、高級ブティック店が多数オープンします。パタヤに世界的なブランド製品が多く集まり、東南アジアでも随一の観光商業都市へと移り変わります。
さらに、国際的な基準に適合する総合病院の設立が複数予定されています。同様に、教育へのニーズを満たすため、様々なタイプのインターナショナルスクールが利用出来るようになります。
セカンドロード、サードロードなどの主要な道路については、信号のタイミングを改善することで交通の流れを支援して、渋滞の解消に対応しています。道路の複線化、車線の計画整理、道路標識設置などに加え、スクンビット大通りの地下道など整備は目覚ましい早さで進行中です。
タイ全土で進行中のインフラ整備
タイの運輸省は、2017年予算の一部として約4400億バーツを投資し、16の輸送インフラプロジェクトを実行すると発表しました。
国営鉄道路線の複線化工事
- Pak Nam Po – Denchai (285 km)
- Jura Junction – Ubon Ratchathani (309 km)
- Khon Kaen – Nong Kai (174 km)
- Choomporn – Surat Thani (167 km)
- Surat Thani – Hat Yai – Song Khla (323 km)
- Hat Yai – Padang Besar (48 km)
- Denchai – Chiang Mai (189 km)
MRT / BTSバンコク大都市圏計画
- MRT Dark Blue Line Bangkae – Puttamonthon (8 km)
- MRT Orange Line Taling Chan – タイ文化センター (17.5 km)
- MRT/BTS Dark Green Line Samut Prakarn – Bang Pou (7 km)
- MRT/BTS Dark Green Line Khukhot – ラムルッカ (7 km)
地方空港
- サコンナコン空港の滑走路と誘導路を拡張
- タク県メーソート空港の滑走路を拡張
- ヤラ県ベイトン空港の新しい旅客ターミナル
- ペッチャブーン空港の新しい旅客ターミナル