12月8日、タイの軍隊はバンコクのトンローとエカマイにある3つの人気バーで禁止となっている水タバコ(シーシャ)が販売されているとの通報を受け、捜査に踏み切った。タイの消費者保護委員会は、2015年に水タバコ(シーシャ)と電子タバコの販売または商業的使用を禁止する命令を出している。以来、タイ国内で水タバコ(シーシャ)や電子タバコを吸うことはもちろん、器具を持つことも許されなくなった。タイ国家警庁のウェブサイトによると、水タバコ/シーシャパイプとその原料の輸入と輸出は、刑罰として最大10年の懲役と5倍の罰金が科されるとある。また、販売と商業的使用も違法となる。今回、摘発されたトンローとエカマイのバーでは、顧客に水タバコ(シーシャ)を提供していたことにより、タバコ製品の商業的使用の禁止違反に当たるとされた。Thonglor Soi 16のShe Barでは、13本のシーシャパイプが発見され、マネージャーとその上司はトンロー警察署に連れて行かれた。Thonglor Soi 10のMuse Pubでは、13本のパイプとタバコの大きなポットが発見された。EkkamaiのCubic Barでは、客が既に喫煙していた7つのシーシャパイプと、ロックされた貯蔵庫から19本のパイプが発見された。また、風味のあるタバコと1グラムのマリファナも同じ部屋に隠されてたという。両方のバーのマネージャーは警察署に連れて行かれた。第二襲撃部隊を率いたレントン・ナムコット中尉は、会場の運営責任者は、商業目的で水タバコ(シーシャ)を保有した罪で告発されると述べた。刑罰は、5年間の刑期および/または500万バーツになるという。以前はどこにでもあった水タバコ(シーシャ)がここタイから消えようとしている。
