プーケットのビザラン中に事故発生。外国人3人が死亡、7人が重軽傷を負う。
タイでの滞在期限が切れる前に近隣諸国に行き、再入国することで観光ビザなどの更新を行うビザラン。現在の軍事政権下では禁止されているビザランは、グレイゾーンともいうべきか、外国人の間では未だによく使われている手段である。今回の事件はプーケットのビザランの最中に起こった。12月21日の朝、KBVプーケット・ビザ・ラン社のミニバスが事故を起こした。このバスはプーケットからマレーシアの国境に面する県、サトゥーンに向かいビザランの最中であった。「雨と滑りやすい条件のために路上の曲がりくねったところでバンのコントロールを失って電柱に突き当たり、近くの家に衝突した。」とこのバンを運転していたドライバーは話しているという。この事故により、ビザランの参加者である外国人3人が死亡し、7人が重軽傷を負ったことが報告されている。バンには、タイ人、ロシア人、インドネシア人が乗っていたとされ、その中のロシア人男性2人とインドネシア人女性1人が緊急の応急処置要員が到着したときに現場で死亡が確認された。また、生存者と遺体はすぐに近くのパンガー市内のパンガー病院に移されたことが現場の捜索に当たった警察官の報告によりわかっている。