ユネスコの世界自然遺産にも認定されているタイのカオヤイ国立公園で1日午後、ワニと一緒に自撮り(セルフィー)をしようとしたフランス人観光客の女性(47)が脚を噛まれ負傷する事故があったことを公園当局が2日、明かにした。事故が起きたのは、首都バンコクから北に車で3時間ほどの距離にある密林の中を歩くハイキングコースや滝が有名な人観光地カオヤイ国立公園。公園職員によると、ワニに噛まれた女性は小川のほとりに横たわっていたワニと一緒にセルフィーを撮ろうとしたところ、ワニが驚き、脚にかみついたと語った。女性が被害にあったのは、危険を知らせる標識が設置された2匹のワニが何年も住んでいる場所であった。女性は怪我の手当てのためバンコク市内の病院に搬送された。
出典:L’Agence France-Presse(AFP)