タイ海軍の軍艦HTMSクラブリー(HTMS Kraburi )に見守られ、ロイヤルパッセンジャー社のパタヤ – ホアヒンフェリーサービスが、1月5日、初めて正規就航ルートであるパタヤからホアヒン間の運航を開始した。パタヤ – ホアヒンフェリーサービスは当初、元旦である1月1日をトライアル開始日としていたが、悪天候と荒波により順延していた。順延中の期間はパタヤ – ホアヒン間の正規就航ルートではなく、パタヤ – ラン島区間を訪れた観光客のために周遊していた。現在、ロイヤルパッセンジャー社のパタヤ – ホアヒンフェリーサービスは3艇あるカタマラン(双胴船)のうち、1艇のみを使用して、運航を開始している。また、パタヤ – ホアヒンフェリーサービスは1月7日から10日まではホアヒン発着、1月13日から15日まではパタヤ発着を予定し、それぞれ午前8時30分出発 – 同日午後3時リターンの1日1便のみの運航となる。
タイ海洋局の指示により、軍艦HTMSクラブリー(HTMS Kraburi )が併走し、細心の注意が払われ決行された今回の処女航海にも当たるパタヤ – ホアヒンフェリーのトライアル運航は無事、第一回目のパタヤ – ホアヒン間の航行を終えた。1月12日の公式就航日に先立って、1月11日にパタヤ – ホアヒンフェリーの最終メンテナンスと点検が行われる。1月15日までパタヤ – ホアヒンフェリーは無料で提供され、以降は基本料金1人あたり1,250バーツとなる。3艇の中国製カタマラン(双胴船)により運航が開始されるパタヤ – ホアヒンフェリーサービスは長さ38メートルの船体に乗客339人を収容することができる。各フェリーには一般の286席に加えて、上階に44席のビジネスクラス席と2つのVIPルームを兼ね備えている。また、フェリーには乗組員8人が常駐している。中国製カタマラン(双胴船)は最大27ノット(50キロ)の速度で、パタヤ – ホアヒン間を2時間以内で移動することができるという。