ビザを必要とせずに、どれほど簡単に旅行することができるかという基準でもあるパスポート・インデックス(passport index)。国際的な財務アドバイザー会社であるアートン・キャピタル(Arton Capital)が統計を行っていることで知られるパスポート・インデックスは、各国のビザなしで入国できる国の数、ビザオンアライバルで入国できる国の数を数値化し、評価される。今年も最新のパスポート・インデックス2017が1月半ばに発表され、2017年の各国ランキングでタイは昨年比で2ポイントダウンの70ポイントとし、199の国のうち107位の評価となった。これは、タイのパスポート所有者がビザなしで34カ国、ビザオンアライバルで36カ国渡航できることを意味する。アジア圏ではシンガポールのパスポート所有者がトップにランクインし、韓国、日本よりも上位に位置している。
