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旧正月(チャイニーズニューイヤー)はショッピングが熱い!

タイは中華系住民の割合が多いことから中国の旧正月(チャイニーズニューイヤー)を祝う国民が数多く存在する。中国では「春節」とも呼ばれ、一年で最も大切な祝日と位置付けられている旧正月(チャイニーズニューイヤー)は前日(大晦日)の夜には花火や爆竹が派手に打ち上げられ、新年を派手に祝う風習が存在する。今年は1月28日が旧正月(チャイニーズニューイヤー)にあたり、それに合わせ、セントラル・デパート、ザ・モール・グループ、ロビンソン・デパート、ビッグ・Cスーパーセンターなどの大手小売業者は今から2月中旬までの期間に、消費者の購買意欲を煽るため、市場に10億バーツ以上の資金を投入する予定であるという。この投資資金は、自動車から国内旅行、海外ツアー、現金クーポン、ディスカウントまで、様々な賞品となって顧客に還元される予定である。モールグループ(The Mall Group)のエグゼクティブバイスプレジデントであるチャムナーン・メイタプレチャクル(Chamnarn Maytaprechakul)氏は、1月15日の消費者支出は昨年同期より5%増加したと語った。同氏はこの好調な売上高の伸びは、中国の新年(チャイニーズニューイヤー)の時期以降もしばらく続くと予想している。フューチャーパークランシット(Future Park Rangsit)の運営会社であるランシットプラザ(Rangsit Plaza Co)は、1月25日〜2月19日に中国新年キャンペーンを開催すると発表している。同社マーケティングディレクターのラタナ・アナンタヌプン(Rattana Anantanupong)氏は、今年の旧正月キャンペーンでは1000万バーツを投入し、ショッピングセンター内にある1,000店舗で最大80%の割引キャンペーンを実施すると述べた。大手ショッピングモール、テスコ・ロータスの企業担当ディレクターのサリンラ・シーハーパン(Salinla Seehaphan)氏は、スーパーで新鮮な食品を購入する顧客に150バーツ相当のクーポンを提供すると述べた。セントラルデパートは1月19日〜2月5日に旧正月キャンペーンで1億2000万バーツを費やし、売上高を10%引き上げることを目標に、割引きキャンペーンを開始する。ロビンソンは1月31日まで続くチャイニーズニューイヤーキャンペーンに1500万バーツを投資した。この中国旧正月キャンペーンは20億バーツ以上の売上高を生み出すため、30%の割引が顧客に提供されている。ビッグCは中国の新年キャンペーンで3億5,000万バーツを費やし、その期間中に売上高を15-20%引き上げることを目指している。

出典:Bangkok Post

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