タイ国有鉄道が列車のオンライン予約サービスを開始！

2017年2月1日バンコク 1,964 Views

タイ国有鉄道（SRT）の列車の乗車券オンライン予約サービスが2月1日から開始する。これまではタイ国有鉄道（SRT）の列車の乗車券をオンラインで予約したい場合、代理店であるバス・電車予約サイトなどを仲介する方法しかなかった。タイ国有鉄道（SRT）がスタートさせたe-TSRTと呼ばれる新発券サービスにより、一部のエリアを除き、1st（ファーストクラス）、2nd（セカンドクラス）、3rd（サードクラス）の列車の乗車券（大人と子供）がオンラインで予約できるようになった。乗車券は、列車に乗車する予定日の60日前から2時間前まで購入することができ、最大4席まで予約可能である。また、クレジットカードによる支払いは、1席につき20-40バーツの追加料金がかかるとバンコクポストは報告している。旅行者は列車に乗る前に自宅や駅でeチケットを印刷し、それを乗車券として使用する。タイ国有鉄道（SRT）は今後、列車を利用する乗客の半分以上が新しいサービス、e-TSRTを利用してオンラインで列車を予約するようになると予想している。現在、タイ国有鉄道（SRT）の運行する列車には平日に1日8万人、週末には1日9万人もの旅行客が乗車しており、インターネットを使用したオンライン予約サービスである「EチケットSRT」の導入により、今後、業務の円滑化が期待されている。

タイ国有鉄道（SRT）はそれに先立ち、乗客の安全と快適性を向上させる近代化プログラムの一環として、中国から115台の新しい列車を購入している。各ファーストクラスのシートには、映画や音楽のコンテンツが見れるスクリーンと、バッテリーを充電するためのUSBスロットが装備されている。また、乗客は、座席から食べ物や飲み物を注文することもでき、室内で快適に過ごせるよう配慮されている。