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タイ国内のLCC(格安航空会社)が燃料増税に伴い、国内線の運賃値上げを決定

タイ国内のLCC(格安航空会社)であるタイ・エアアジア、ノックエア、タイ・ライオンエアの3社は、タイ政府がジェット燃料に対する物品税(消費税)の増税を決めたことを受け、国内線の乗客に対して、2月から燃油サーチャージを値上げする意向を明らかにした。この措置は閣議決定後の先週1月25日から発効され、ジェット燃料に対する物品税(消費税)がリットル当たり、20サタンから4バーツへ引き上げられた。これにより、AirAsia、Nok Air、Lion Airの運航する国内線の運賃は片道一律150バーツ引き上げられる。

タイのエアアジアは2月1日、ジェット燃料への消費税の増税に応じて、国内線の運賃引き上げを行なっている。ノックエアとタイ・ライオンエア、及びタイ・ベトジェットエア (Thai Vietjet Air)は2月6日からエアアジアに追随するかたちで150バーツの運賃引き上げを行う。タイ国内のLCC(格安航空会社)であるタイ・エアアジア、ノックエア、タイ・ライオンエアの3社は今回のジェット燃料に対する物品税(消費税)の増税が国内航空産業の需要にブレーキを掛け、観光産業に悪影響を及ぼす可能性を危惧している。今回、タイ政府(財務省、物品税局)の行なったジェット燃料に対する物品税(消費税)の引き上げは、世界の原油価格の下落により、近年縮小していた燃料コストの問題を再燃させる結果となった。

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