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タイの実質経済成長率(2016年) は3.2% タイ国家経済社会開発庁発表
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タイの経済成長率(2016年) は3.2% タイ国家経済社会開発庁発表

タイ国家経済社会開発庁(NESDB)が発表した2016年第4・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みの前期比0.4%増で、市場予想(0.6%増)を下回った。内需の低迷や観光客の減少が背景。前年比では3.0%増で、市場予想とは一致したものの、第3・四半期(3.2%増)から伸びが減速した。第3・四半期は前期比0.6%増から0.4%増に下方改定された。2016年通年の成長率は3.2%。15年(改定値)の2.9%を上回った。NESDBは17年の成長率見通しを3.0─4.0%に据え置き、輸出や穀物生産の増加や国家支出の拡大が今年の経済に寄与するとの見解を示した。しかし、アナリストは成長ペースが16年の3.2%を大幅に上回る可能性について懐疑的な見方を示している。キャピタル・エコノミクスはリポートで「タイの成長率は失望を誘うだろう」と指摘。「さえない外需に加え、競争力の低下」によって輸出は抑制され、内需の見通しも弱いとしている。NESDBは17年の輸出伸び率見通しを2.4%から2.9%に引き上げた。タイの輸出は16年に4年ぶりに増加したものの、保護貿易主義が台頭する見通しに加え、米追加利上げ観測を背景にした資本流出リスクに直面している。

カシコン銀行(バンコク)の資本市場調査責任者は「経済はまだ弱い局面にあるとみられる。(構造問題)が4─5%を上回る水準の潜在成長率の達成を阻害している」と指摘した。さらに、政府支出は好調なペースだが、大規模な民間投資を呼び込んでいないようだとの見方を示した。第4・四半期の公共消費は前年比1.5%増加。輸出は3.6%増加した。また公共投資は8.6%増加した。一方、民間投資は0.4%減少した。第4・四半期はまた、安価なパッケージツアーの取り締まりを背景に中国からの観光客が減少した。

出典:ロイター通信

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