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タクシン派(赤シャツ隊)によるプラユット首相暗殺計画発覚!?

タクシン派(赤シャツ隊)によるプラユット首相暗殺計画発覚!?

タイ当局は18日、タイ中部のパトゥムターニー県にある反独裁民主戦線(UDD)、赤シャツ隊の事務所から押収した大量の銃器(自動小銃、小型砲弾など)が、プラユット首相暗殺のために用意された可能性があると報告した。また、武器が発見された場所が赤シャツ隊とも呼ばれる反独裁民主戦線の中でも過激派に属するグループの指導者の一人、ウティポン・コチャタマクン、通称コティー(Wutthipong “Ko Tee’’ Kochathammakun)容疑者が所有する住宅であったことから、警察は同容疑者の引き渡しをラオス政府に要求すると発表した。ウティポン容疑者には2014年の軍事クーデターによる軍事政権発足後の4月、不敬罪の罪で逮捕状が発付された。一時は消息を絶ったものの国外逃亡後、隣国ラオスに亡命したことがわかっている。

タイ国家警察のチャクティップ(Chakthip Chaijinda)長官は事件から一夜明けた19日、記者会見を行い、タイ当局が今回の摘発で押収した銃器などの武器は軍事政権と対立するタクシン派によりプラユット首相らを暗殺する目的で集められたと述べた。また、チャクティップ長官は赤シャツ隊とパトゥムターニー県の新興仏教タンマカーイ寺院(教団教祖に資金洗浄、マネーロンダリング取締法違反の容疑で逮捕状が出ている教団)が繋がり、反政府活動を企てていたことも報告したが、その証拠は提示しなかった。

一方、ウティポン容疑者は警察の発表に対し、インターネット上で自身の無罪を訴え、これらはすべて警察のでっち上げだと主張しているという。

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