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タイの食品企業CPフーズが欧州への鶏肉輸出、販売を加速

タイ国内最大手の食品企業として知られるチャルーンポーカパンフーズ(CPF)は3日、4月末までにイギリスの食肉商社ウェストブリッジ・フード・グループの全株式を取得し、買収することを報告した。買収総額は6,000万ポンド。CPフーズはタイ最大のコングロマリット(複合企業)、CPグループの中核事業である食品事業を展開する企業。今回、CPフーズは英国など欧州各国で食肉の輸入割当枠の保有企業を100社以上傘下に持つ食肉商社ウェストブリッジ・フード・グループを買収することで、欧州へタイで生産した食肉の輸出拡大につなげる考え。同社は今年1月、ポーランドの鶏肉加工会社スーパードロブ・キャピタル・グループに4,950ユーロを出資し、株式の33%を取得することを発表するなど欧州への販売網拡大を急いでいる。

CPフーズは現在、英国で加工食品工場、外食チェーンを展開し、2020年までに海外売上高比率を現在の60%から75%に引き上げることを目論んでいる。

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