タイの水かけ祭りの時期が今年もやってきた。タイの旧正月(ソンクラーン)は通年であれば大賑わいとなるが、今年は昨年10月に死去したプミポン前国王の服喪期間とあって自粛ムードが漂っている。バンコクでは外国人観光客が多いカオサン通りやシーロム通りなどの一部のエリアで酒類の販売、所持や高水圧の水鉄砲の使用を禁ずる命令が出されている。また毎年、特設会場で行われていたコンサートなども今年は自粛され、大音量の音楽を流す行為が禁止となった。
年々、過激化しているタイ人女性の着る服装も問題になっている。タイの旧正月(ソンクラーン)になると、露出度の高いセクシーな服を着用する女性が増加する。タイ政府はこれを性犯罪が増える原因だとして、今年から罰則金を課すことを検討していることがタイのデイリーニュースで報じられた。タイの水かけ祭り、ソンクラーンはタイ全国で4月13日から15日をメインに祝われる。また、ソンクラーンの前後約10日間は「ソンクラーン期間」と呼ばれ、この期間は祝祭日に当たらないものの水かけ祭りを行う地域もある。
