レストランの評価を星の数で表すことで有名なレストラン・ホテルのガイドブック「ミシュランガイド」を出版するフランスのタイヤ大手ミシュランとタイ国政府観光庁(TAT)は21日、「ミシュランガイド・バンコク2018(Michelin Guide Bangkok 2018)」を今年12月にタイ語と英語の2ヶ国語で発行すると発表した。タイは日本、韓国、香港、中国、シンガポールに次ぐアジアで6カ国目の「ミシュランガイド」発刊国となる。
タイ国政府観光庁(TAT)はミシュラン社と5年間のパートナーシップを結び、共同で「ミシュランガイド」を出版する。ミシュランガイドではバンコクの高級レストランからストリートフードまでさまざまな種類のタイの料理を網羅して掲載する見通しで、審査は、素材の質、調理技術、味、独創性、コストパフォーマンスの5つの基準で評価されるという。タイ国政府観光庁(TAT)はミシュランガイドの発刊により、観光客の1日当たりの支出が現行の平均1,000バーツから10〜15%増加することを見込んでいる。2年目以降はバンコク以外にプーケットやチェンマイにも手を広げ、タイの食文化をアピールし、観光業の活性化につなげる狙いがある。
表紙が赤いことからレッド・ミシュランとも呼ばれるレストラン・ホテルのガイドブック「ミシュランガイド」は現在、29カ国で創刊されている。
是非1冊いただきたい