タイ北部のターク県メーラマート郡にある洞窟が現在、日本人観光客の間で密かに人気となっているという。地元の人々からサムライ洞窟(Samurai Cave)と呼ばれる洞窟は第二次世界大戦中に旧日本軍が野営地として使っていたことで知られ、洞窟やその周辺では兵士の所有物とみられる短剣などの武器や飯盒などの器具が発見されている。タイに残る戦争遺跡として、少しずつ日本人の間に広まっていき、最近では、より多くの日本人観光客がこのサムライ洞窟を目的に周辺地域を訪れるようになったことが、26日、バンコクポストで報じられた。

Bangkok Post|「サムライ洞窟」の前に並ぶ地元住民と日本人観光客