タイ芸術局は3日、プミポン国王の火葬場に飾られる彫像として製作中であったガルーダの粘土模型から、Apple、Facebook、Googleのロゴを取り除く作業を行なった。
タイ広報局が公開した高さ約2メートルのヒンズー教の神聖な巨鳥「ガルーダ」の彫像の写真には彫刻されたアップルやグーグル、フェイスブックのロゴが写っており、ソーシャルメディアを通して、国民からの批判が相次いだ。現代を象徴するIT企業のロゴを彫った問題の彫刻家は、現代の社会を表す意味で、ソーシャルメディアのロゴを彫像に追加したとFaceboo上で語り、釈明したという。批評家の中には、彫像にITロゴを彫刻することは不適切であり、国王の侮辱罪に当たるという厳しい意見も聞かれた。
写真:タイ広報局(Public Relations Department / PRD)