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事故直後の4月29日行われたタイ工学研究院(EIT)による調査の様子
Matichon Online|事故直後の4月29日行われたタイ工学研究所(EIT)による調査の様子

バンコク都市鉄道「レッドライン」の事故で、タイ大手ゼネコンを起訴

4月28日、バンコク都市鉄道「レッドライン」の建設現場で橋脚から鋼支持構造物が落下し、下敷きとなった作業員3人が死亡する事故が発生した。これを受け、先週、タイ労働省は建設工事の請負業者である大手ゼネコン(総合建設業者)イタリアンタイ・ディベロップメントを起訴する方針を固めた。同社は、これまでにも都市鉄道の建設工事で同様の事故を6件起こしており、それにより合計8人が死亡している。

この事故後、タイ運輸省のアーコム大臣は「レッドライン」の建設現場の工事を一時中断させ、事故再発防止策を設けるよう高架鉄道の建設を請け負う大手ゼネコン(総合建設業者)イタリアンタイ・ディベロップメントに命じた。また、建設業者およびコンサルタント会社を監視するための措置として、省庁の部署が建設プロジェクトの監督にあたることを義務付けた。

事故は、4月28日午後8時30分頃、バンコク都市鉄道「レッドライン」(バンコク都バンスー駅からパトゥムターニー県ランシットまでの全長26・4キロに及ぶ高架鉄道の路線)の建設現場、ドーンムアン区ワット・ドンムアン・スクール(Wat Don Muang School)正面付近で発生した。

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