5月8日朝、タイ南部スラーターニー県にあるサムイ島のナトンビーチで性行為に及ぶ若い外国人の男女が目撃され、通行人に撮影された動画はFacebookを通し、瞬く間に拡散した。翌日、地元警察は現場から50メートル程の距離にあるホテルで、スペイン国籍の男(28歳)を公然わいせつ罪の容疑で逮捕した。逮捕された男は、警察署で自分の写っているセックステープを見せられ、おとなしく容疑を認めた。
5月4日にタイに入国し、5月7日にサムイ島に到着した男は、同夜、サムイ島のチャウエンビーチの夜景を見に行って、そこでロシア人女性に出会い、意気投合したという。その後、酔った勢いで女性を連れて部屋に戻ると、既に友人が寝ており事に及ぶことができなかったため、最終的に「セックス・オン・ザ・ビーチ」という手段をとったと、警察の取り調べに対して答えている。女性の方はチャウエンビーチのホテルを11日にチェックアウトしたところまではわかっているが、その後の足取りはつかめておらず逮捕には至っていない。逮捕されたスペイン人の男は、謝罪ののち、1000バーツの罰金を支払い、釈放された。この事件以外にも最近では5日夜、プーケットのカロンビーチでミニバス(トゥクトゥク)に乗ったロシア人カップルが車内で性行為に及び、逮捕されている。2人はそれぞれ500バーツの罰金を支払い、釈放された。タイは王室への誹謗中傷を禁じる「不敬罪」がある国としてよく知られ、犯罪者に厳しいイメージがある一方、こういった軽微な犯罪には「マイペンライ(問題ない)」の精神で柔軟に対応する寛容さも持ち合わせている。
公然わいせつマイペンライww罰金もお安いようで・・・