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バンコクの陸軍病院で爆弾テロ発生後の事件現場
Royal Thai Police|爆発後の事件現場

バンコクの陸軍病院で爆弾テロ 20人以上が怪我

22日午前11時ごろ、タイの首都バンコク中心部のビクトリーモニュメント(戦勝記念塔)付近にあるプラモンクットクラオ陸軍病院で爆発があり、20人余りが負傷した。タイ治安当局は、現場からタイマー集積回路、電線、電池などが見つかっていることから、爆発は爆弾によるものであるという見方を示した。また、爆弾はタイのプラウィット・ウォンスワン副首相兼国防相の名を冠した「ウォンスワン」と呼ばれる部屋に飾られた造花の入った緑の花瓶の中に隠されていたとタイのメディアは報告している。

5月22日は2014年タイ軍事クーデターからちょうど3年目にあたり、反軍事政権による犯行である可能性が疑われている。爆発は同軍病院の1階、待合室付近で起き、事件当時、軍・警察関係者などが、薬を受け取るため待機していた。ほとんどの被害者は爆発の際に飛び散ったガラス片で軽傷を負った。命にかかわる重傷者は出なかった。事件後、プラユット首相は国民に今回の事件によってパニックに陥らないよう協力を呼びかけた。タイ治安当局は病院のセキュリティカメラの映像をチェックするなど、事件の究明を急いでいる。

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