Home / タイ / タイでデング熱の感染が拡大、例年を上回る感染者数
デングウィルスを媒介する蚊
The Nation|デングウィルスを媒介する蚊

タイでデング熱の感染が拡大、例年を上回る感染者数

タイ保健省は先月27日までのデング熱による死者・感染者数を公表した。同省の疾病予防局によると、今年はすでに50,079人がデング熱に感染し、うち65人が死亡したという。昨年1年間における感染者は53,000人、死者63人であったが、今年はそれをはるかに上回る勢いだ。現在、タイはデングウイルスによる感染症が急増する雨季に入っており、渡航者は蚊に極力刺されないよう注意が必要である。

デング熱の発生率が高いとされる場所は、メーホンソン、ラヨーン、トラート、バンコク、パンガー、プーケット、スリン、チャンタブリ、ウボンラチャタニ、ソンクラー、クラビ県など、タイ全土に及んでいる。

熱帯や亜熱帯の全域で流行するデング熱はネッタイシマカ、ヒトスジシマカと呼ばれる蚊が媒介する感染症。東南アジアを中心としたアジア諸国が9割を占め、特にインドネシア、インド、フィリピン、タイでの感染事例が多い。感染後3~7日経過すると、発熱と全身の痛みを引き起こし、重症の場合は体内外で出血(デング出血熱)が起こる恐ろしい感染病である。唯一の救いは感染している蚊から吸血された際にデングウイルスに感染するため、人から人へ感染することがないことくらいだろう。

デング熱を避けるための対策

・足元に注意する

ほとんどの蚊は人間から死角になりやすい地面近くを飛行している。よって足元が一番蚊の標的になりやすい。そのため、足元を中心に虫よけスプレーを噴射すると効果的である。タイではレストランやバーに蚊よけスプレーがあるところもあるので有効利用すべきである。

・蚊は夕方に活発になる

蚊は習性上夕方に行動が活発になる。家の中や野外の日当りの良い場所では遭遇することはほとんどない。そのため、夕方からの行動には注意が必要だ。

・いい香りに蚊は群がる

蚊は人間を狙っていないときには花の香りに引き寄せられている。そのため香水や香りの強い石鹸などに引き寄せられてしまう。しかし、ユーカリ、レモングラス、バジル、ゼラニウム、ローズマリー、ペパーミントなどの香りは蚊を退ける効果があるので利用できる。

・蚊は濃い色を狙う

蚊自体に色の識別能力は備わっていないが、色の濃淡は認識しているようだ。モノクロに置き換えた際に色の濃いものに蚊は寄ってくる。なので明るい色を身にまとうと蚊からの隠れ蓑になりうるとされている。衣服だけでなく肌の色にも気を配る必要があり日焼けしすぎだと蚊の格好の餌食となる。

・虫よけスプレーはこまめに塗布する。

虫除けスプレーはもって1~2時間程度しか持続しない。その最大の要因は他ならぬ汗にあり、汗をかくことでスプレーが洗い流されてしまう。そのため、虫除けスプレーは頻繁に使用しよう。また、蚊は汗に集まる習性があるため運動後はシャワーするのがいいだろう。その際も香りの強い石鹸などは使わないよう心がけたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です