2016年9月5日からパドゥン・クルン・カセーム運河を運行している定期船に電気ボートが導入された。電気ボートが公共機関として利用されるケースはタイ国内では今回が初だという。従来のディーゼルモーターから電動船外機(電気モーター)に変えることによって、水上の騒音や臭気などの公害問題が解決されることが期待されている。まずは1年間の試運転を行い、様子を見ていく方針だ。今月初めに発表された報告では年末までは試乗キャンペーンとして利用者は無料で乗船できるようである。
パドゥン・クルン・カセーム運河の定期船はフアラムポーン船着場からタラート・テワラート船着場までの全長約5km区間を運航している。運航時間は平日朝06:00~09:00、夕方16:00~20:00まで。土・日曜日08:00~20:30の全日。
