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旅行・観光

スワンナプーム空港、外国人の自動化ゲート利用が12月15日から開始

タイ警察入国管理局は11日、バンコク東郊にあるスワンナプーム国際空港で12月15日から外国人旅行者が自動化ゲートを利用できるようになると発表しました。この新しいシステムは、ICAO(国際民間航空機関)の仕様に準拠したICチップ付きパスポートを持つ外国人を対象としていますが、子どもと障害者は利用できません。

この変更により、空港の出国手続き能力が大幅に向上し、1時間あたりの処理可能な外国人の数が現在の5,000人から1万2,000人に増加することが期待されています。

スワンナプーム空港では2012年以来、自動化ゲートが16台稼働していましたが、これまではタイのパスポート所持者のみが利用可能でした。この変更は、セーター首相が11月にアメリカを訪問した際、空港で目撃した外国人旅行者の長い待ち行列を受けて、自動化ゲートを外国人にも開放するよう指示したことによるものです。

さらに、当局はスワンナプーム空港およびバンコク北郊のドンムアン空港で自動化ゲートを大幅に増設する計画を進めており、2024年7月までにスワンナプーム空港では出国用ゲートを現在の16台から80台に、入国用を16台とし、ドンムアン空港では出国用ゲートを8台、入国用も8台に増設する予定です。この拡張により、両空港の旅行者の処理能力が大幅に向上する見込みです。

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