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事件・事故

タイ政府、電話詐欺対策で数千の電話番号を停止

タイのデジタル経済社会省(DES)は、電話詐欺に対抗するため、1日あたり100回以上の通話がある電話番号を即時停止するという革新的な対策を発表しました。この計画は、詐欺行為の増加に対応するための大胆な措置とされています。

DES大臣のプラサート(Prasert Chantararuangthong)氏は、過去1か月間に80,000人以上が電話詐欺の被害に遭ったことを明らかにしました。12月9日から11日にかけて、12,500件以上の電話番号がこの基準を超え、停止されました。これらの番号は、1日の通話量が異常に多いと判断されたためです。

さらに、プラサート氏は、12,500件を超える電話番号の違法登録に関する問題を指摘しました。これらの不正に登録された番号を持つ人々に対し、自主的にオンライン詐欺対策オペレーションセンター(AOC 1441)に報告するよう呼びかけています。

また、詐欺師が外国人のIDを悪用してSIMカードを登録し、電話詐欺を行っているという問題にも言及しました。チュムポーン県での最近の取り締まりでは、1万枚以上のSIMカードが押収されたと報じられています。

DES大臣は、国家放送・電気通信委員会や携帯電話サービスプロバイダーと協力し、詐欺師による被害を軽減するための取り組みを強化しています。この戦いにおいて、タイ国家放送電気通信委員会(NBTC)もSMSや電話詐欺に関与している疑いのある40,000件の番号を調査しています。

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