タイ警察は13日、バンコク近郊のパトゥムターニー県の金ショップから約34万バーツ相当の金のネックレス2本を盗んだ疑いでタイ人兵士を逮捕しました。取り調べによるとこの男はオンラインギャンブルで全財産を失い、結婚の持参金が必要だったため犯行に及んだとのこと。
監視カメラの映像から、犯人が使用したSUVが特定され、翌日、男はナコーン・ラーチャシーマー県で逮捕されました。車内からは盗まれた金のネックレスが発見されました。
逮捕された男は31歳の兵士で、バンコクの駐屯地でタイ王国陸軍に所属。犯行に使用したSUVは男の交際相手のものでした。男はオンラインギャンブルで浪費し、結婚式の資金を盗むことにしましたが、交際相手が犯行に気づいていたかどうかは不明です。
この事件は、ギャンブル依存症がもたらす深刻な結果と、結婚の持参金に関連するタイの社会的圧力を浮き彫りにしています。