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事件・事故

バングラデシュ人15人を密入国させたタイ人を逮捕

19日の午後11時頃、タイのソンクラー県で、ピックアップトラックを運転していたタイ人の男(28歳)がバングラデシュ人15人の密入国を幇助した疑いで逮捕されました。容疑者の男は、タイ南部ソンクラー県ラタナプーム地区のアジアン・ハイウェイを使用して、バングラデシュ人労働者をマレーシアの建設現場に運んでいました。男は一人当たり2,000バーツの輸送料を受け取っていたと報告されています。

入国管理警察が不審なピックアップトラックを止めた際、男のトラックの後部で防水シートの下に隠れたバングラデシュ人15人を見つけました。彼らは20歳から40歳くらいの労働者で、疲れ切っていました。警察は彼らに食料と飲料水を提供した後、法的措置を講じました。バングラデシュ人たちは警察に対し、自国での低賃金(1日あたり約128~160バーツ)から逃れ、マレーシアの建設現場でより多くのお金を稼ぐために来たことを明かしました。彼らはマレーシアへの旅費として約12万8,000バーツを代理店に支払っていました。彼らの旅はバングラデシュからベトナムへの飛行機の旅で始まり、カンボジアを経由してイサーン山脈を歩いてタイに入国しました。そこからサケーオ県、チャチェンサオ県で車を乗り継ぎ、目的地(マレーシア)に向かっている途中でした。

逮捕された運転手の男は、マレーシアへの密入国を手助けしたのは2回目で、生計を立てるためにこの仕事を引き受けたと、容疑を認めています。男は現在、警察によるさらなる取り調べを受けており、バングラデシュ人たちも今後、不法入国の罪で起訴される可能性が高いということです。

 

写真:MGR Online
写真:MGR Online

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