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事件・事故

タオ島へ向かうフェリーが転覆、外国人観光客も搭乗

22日朝、タイのスラートターニー県からタオ島へ向かうフェリー「T・サンディー・マニーサップ111号」が高波により転覆し沈没する事故が発生しました。事故はタオ島沖約4海里の地点で起こり、115トンのフェリーは3メートルの高波に見舞われ、船内に海水が流入し給水ポンプが損傷したことにより発生したと伝えられています。このフェリーに搭乗していた外国人観光客を含む約70人の乗客と乗組員は全員、救助隊によって無事救出され、タオ島の桟橋に安全に運ばれました。

その後、海軍第2艦隊が巡視船トール112を派遣し、現場の視察と乗客の荷物や所持品の検査を行いました。海軍ダイバーは沈没したフェリーの調査を準備しています。初期調査では、定員オーバーによる転覆ではないことは明らかになっていますが、事件性も視野に現在捜査が進められています。

タイ気象庁は、この期間中、タイ湾で強風と波が発生し、南部地域の東海岸で非常に激しい雨が予想されていると警告していました。そのため、小型ボートに対しては岸へ留まるよう勧告されていました。

被災したフェリーの乗客がタオ島に到着。 (写真提供:スパポン・チャオラン)
被災したフェリーの乗客がタオ島に到着。 (写真提供:スパポン・チャオラン)

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